訪問ありがとうございます!
今日はマンガの話。
杏子と麦男(擬人化のうほう)が出来るまで。
1Pカラーマンガの製作過程です。
猫は出て来ません!
いつもの猫マンガ最新話
400話「猫の予定は未定」はこちら→
4コマと一緒ちゃうの~?と思われるかもですが
同じところ違う所があります。
説明不足を補うため完成後撮った画像も含んでいます。
お付き合い下さると嬉しいです~(*´д`*)
1.キャンパス
(パソコンスペック等環境についてはマンガの話2をご覧ください)
1Pマンガの原稿ベースです。
ClipStudio(通称クリスタ)にはマンガ原稿製作用のプリセットがあります。
用途によっていくつかあります。
自分はB4判カラー600dpiで作っています。
後にコマ割りしやすいように、コマ割りテンプレートの1コマを使っています。
2.ネーム
4コマと同じく、まずネームを作ります。
絵は適当です。
思いついた時に描きます。
字は最低限読める程度に書きます。
第三者に見せるネームの場合は少し丁寧に書きます。
4コマと違ってコマ割りが必要です。
シンプルなコマ割りの場合はテンプレートが使えます。
自分は少女マンガ系のコマ割りなので自分で割ります。
日本のマンガは右から読むので
目線が右上から左下に動くことを意識すると読みやすくなります。
コマ割りが地味で悩むときは
一番見せたいコマをどわっと大きく取ります。
(この場合はぶち抜き杏子)
余ったスペースを残りのコマに配分する感じです。
さらに複数ページものだと左右のページを並べて(見開き)
コマバランスを見たりしますが、1Pなので今は気にしません!
3.枠線とフキダシ
ネームに準じて枠線を引きます。
枠線は図形ツール>コマ枠>コマフォルダ分割でベースの1コマを
複数のコマに割っています。
これでコマごとにレイヤーが出来るのと
コマ外にはみ出したものは表示されなくなります。
枠線を引いたらフキダシを入れます。
4.下描き
少し見えにくいですが、ネームを元に下描きをします。
ネームが邪魔にならないように不透明度を下げます。
逆向きの場合は左右逆転させて描きます。
全てのコマの下描きを終わらせます。
5.ペン入れ
キャンパスが大きいのでペンは
4コマ用より少し太いもので輪郭線などを描き
4コマ用のもので細かい部分を描きます。
アナログでGペンと丸ペンを使い分ける感覚です。
(と言いつつ後期はオール丸で描いてました)
まずぶち抜きの杏子を描きます。
ちょっとややこしくなるのですが、
ぶち抜きの杏子はコマ枠の中に収まらないので
コマ枠の上に0コマのレイヤーを作って描きます。
1-4のコマ枠が邪魔になるので一旦非表示にします。
次に1コマ目
コマごとにレイヤーが分かれています。
枠外にはみ出しても表示されません。
2コマ目は効果のみなので3コマ目。
こういう顔の上に手がかぶってる構図の場合
描きなおしやすいように、別のレイヤーにしてペン入れしたりします。
4コマ目
ペン入れ終了。
(見やすいように下描きの不透明度を下げてます)
これで下描きは終わりです。
次から着色です。
長くなるので分けます!
続きは後日になると思います。
ご了承ください。
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杏子と麦男が出来るまで①(マンガの話4)
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